【実録】アラサー初産の出産体験レポート~予定日超過で入院からの誘発?促進剤?~

2児の育児がはじまり半年経とうとしている今、娘と息子の出産レポートをしたいと思います。2人産んでみて同じだったこと、違ったこともありましたので参考にして頂けると嬉しいです。今回は初産だった娘の出産から~

こんな方におススメ
・ 初産で不安な方
・ 予定超過で出産する方
・ プレママさんの出産に向け勉強したいプレパパさん
・ いろんな人のお産が気になる方

私のお産はざっくりこんな感じでした

予定日超過のため誘発分娩すべく入院
初日に子宮収縮剤の投与とバルーン処置を受け翌日の誘発分娩に備える
おしるしが来る
微弱の痛みが来る
そのまま陣痛になり夫を呼ぶ
夫に全力でサポートしてもらう
分娩台へ移動
明け方に無事出産
陣痛から出産まで11時間でした!!

あやぽりん

娘は予定日より8日超過で生まれました。予定日を1日過ぎた検診で先生にすでに入院日が決められて、それまでに陣痛が来ればよかったのですが全く気配がありませんでした。

そのまま当日を迎え予定通り入院

当日は付き添いの夫にお産、入院、退院で必要なものをすべて詰めた荷物を持ってもらい病院へ、、、

入院手続きを済まし通されたのは陣痛室

陣痛室にはベッドが3台ありましたが私以外入ってくることはありませんでした。

助産師さん

誘発剤は明日からです。今日は子宮収縮剤を飲んでもらい。子宮にバルーンを入れます。バルーンからの感染予防で抗生物質も飲んでください
はい

あやぽりん

助産師さん

NSTつけますね。お手洗い以外はずっとつけるのでお手洗いに行きたいとき、戻ってきたときはナースコールお願いします

※NSTとは…ノンストレステストといってベルト状の機械をお腹に巻いて赤ちゃんの心拍とママのお腹の張りを計ります。

陣痛室は個室状態だったので夫が帰った後、母が来たり、夕方に夫が顔を出してくれたりのんびり談笑する余裕がありました。その間は生理痛くらいの痛みです。

助産師さん

子宮口は3cmくらい

そして夕方ごろにバルーンを抜きます。

先生

おしるしきてるね!いいかんじ

で、生理痛に似た痛みを抱えながら夕食、シャワーを済ませると、、、

助産師さん

明日は誘発剤投与して分娩になります
あの、、、お腹痛いんですが、、、、

あやぽりん

助産師さん

あぁその痛みは子宮収縮剤の痛みなのでいずれ消えますよ
まじかぁぁぁい!!

あやぽりん

おさまらない痛み、、、本陣痛ってこれより痛いの??

看護師さんにいずれ消える痛みと聞き、痛いながらに就寝に向け準備するのですが

痛みが全然消えん!!痛すぎる!!

あやぽりん

おしるしで下着が汚れてしまったので履き替えようとするも新しい産褥パンツを出したところでまた動けず。。。

痛い。。。声出そう、、、まだ陣痛じゃないのに、、、にしても痛い!!ナースコール!!!

あやぽりん

ついに耐え切れずナースコールします。

助産師さん

子宮口確認しますね。お!8cm開いてます。陣痛ですね!いつから痛いですか?あぁじゃあ19時から陣痛開始ってことで

そして助産師さん 、、、

助産師さん

ここにあるこのパンツ何ですか??
ひぃぃぃさっきの!!あの下着汚しちゃって取り替えたかったんですけど痛くて、、、

あやぽりん

助産師さん

今はいてる下着がお産用なので汚れても着替えないでくださいね♡

さっきの苦労はいらなかったようです (泣)

ついにお産がスタート

夫が来てくれました。

私は陣痛が来たとばかりに痛いを連呼し見る見る気弱になります。

腰がバッキバキに砕かれてるような痛みです。

お腹ももちろん痛いですが赤ちゃんがいるので強く手で押さえることもできません。それよりもモーレツに腰が痛い。

そこで夫が背中から腰をさすってくれるのですがなぜか痛みが緩和されます。本当に和らぐのか、気の持ちようなのかわからないけど兎に角さすってくれって感じです。

他にも夫は献身的に水を飲ませテニスボールでいきみ逃しに貢献してくれます。

ペットボトルの水はストローキャップを使って飲んでいたのですがこれは本当に便利!

こぼさないように体起こして飲むなんて無理です。360°どこ向いてても飲めます。

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感想(2件)

時刻はすでに深夜、、、

不思議なことにこんな状況で寝られるんですよ!!!5分でも!

そして激痛で叩き起こされます。

痛みは強くなるしそろそろ分娩台に行ってもいいのではと何度もナースコールしちゃいますが子宮口8cmからなかなか広がりません。

たぶん5回目くらいで

助産師さん

次の陣痛が引いた時に分娩台に移動しましょう
やっとぉぉぉ、、、って、おい!ここから立って隣に移るんかい

あやぽりん

そして陣痛が引いたとき焦った私は、、、

裸足で走る!!!

えぇ聞こえました助産師さんの声「え、走ってる」

分娩台にドカッと座ってスタンバイです。

オンザ分娩台

夫はここでお役御免!陣痛室で待機です。

一方すでにプチパニックな私は補水用の点滴に向かって

え、え、誘発剤するのーー??

あやぽりん

なんてアホな質問までします 。

そして、ここにきて初めて呼吸法を学習

勉強してても本番すっとんじゃうことも多いので特に練習は必要ないそうです

あやぽりん

助産師さん

はーい!息止めて力入れてーーー目は閉じないでーー

※目を閉じると目の周りの毛細血管が切れるそうです

助産師さん

頭を起こしておへそを見るかんじ

いろいろアドバイスをくれる看護師さんで心強いです。

初めてのいきみ!呼吸と力が合わず目は飛び出そうなほど開くし、口もうまく閉じれませんでした 。

だんだん上手になります

あやぽりん

と思ったら、破水!!!

いきんだことにより水風船が破裂したような破水をしました。

すみませんーー

あやぽりん

助産師さん

大丈夫ですよーー

途中、助産師さんが「こんなに破水かかったのはじめてww」と笑ってたので本当にやさしい方で良かったです 。

その助産師さんが励ましてくれます。

助産師さん

赤ちゃんの頭見えるよ~今10円玉くらい

(白目!!まったく先がみえない!全然励まされていない)

このとき、夫が立ち会っていれば頭を起こす補助をしたり、汗を拭いてくれたり、飲み物を飲ませてくれたり、うちわであおいでくれたりしてた訳です。

限界まで痛いのに助産師さんの言葉

助産師さん

ちょっと横向いてみましょうか
ムリーーー!!

あやぽりん

助産師さん

はい、今です。横向いて!!

急に分娩台がトランスフォームしてなすがまま横向きにされます。

やさしい助産師さんが分娩台の横に腰かけて

助産師さん

私の太ももを足で押していきんでみてください
ふぬーーー!!

あやぽりん

ちなみによく聞く「ひ、ひ、ふーーー」はやりません

しばらくしてまた仰向けに促され、助産師さんは変わらずハイテンションで励ましてくれます

助産師さん

あたま見えるよー!今500円玉くらい
えぇぇ(全然出てないー)

あやぽりん

ここで助産師さんから急な提案(というか報告

助産師さん

赤ちゃん頭大きいので、お股、、切っちゃいましょう(^^)v
えぇぇ

あやぽりん

私の手を握りながら

助産師さん

大丈夫!麻酔があります

↑今思えば、この麻酔はたぶん切ることじゃなくて縫う時のこと

助産師さん

お股を切るので止めてくださいと言ったらいきむのを止めてください。そうしないと赤ちゃんがつるんと飛出しちゃうので

しっかし何度いきもうとなかなか生まれない赤ちゃん。もう痛みといつまでこの痛みが続くのかと思うと頭がおかしくなるーーと思ったその時、ある言葉が思い浮かびます。それはさして仲がいいわけでなはい同級生からかけられた言葉でした。

「終わらないお産はないからがんばって」

そうだ!いつか終わるんだ。

気を立て直していきむことに集中

助産師さん

ひとつひとつを丁寧にやっていきましょう

空回りしてたようです 。。。つづく

お産フィナーレ!!待ちに待ったご対面

分娩室に移動して1時間ほどたったころやっと先生が入室してその時は来るのです。

先生

はい止めて

\チョキンッ/

なんかわちゃわちゃしてますが、既に切ることは決まってたので頭が出てくる瞬間を感じることなく。。。

産声のない赤ちゃんに私、一瞬凍りましたが羊水がたまってたのか管を入れられると元気に泣きました。

助産師さん

おめでとうございます

生まれた瞬間今までの痛みがすべて消え

急に身ぐるみ剥がされる私、胸元に赤ちゃんを置かれます。これがカンガルーケア!!!

ふつう赤ちゃんとの初対面に、感動したり、挨拶したりするそうですが、にゅるにゅるで血が付いた青白い赤ちゃんを前に私は

ひぃぃひぃぃ

あやぽりん

と、引いてるのか怯えてるのかわからない感情を味わってる間に赤ちゃんは取り上げられてしまいました 。

その後、後産と言って胎盤を出してもらいますこれも超痛い、、、しかも助産師さんが下腹を押す押す

すぐにチョキンされたところも縫いますが安堵とまだ終わらない痛みと興奮でここでも私はようしゃべる。

え、あ、痛い痛い

あやぽりん

先生

うんうん、ここはどうしても麻酔の注射が痛いから
ちょ、ちょタンマ!タンマ!!

あやぽりん

その後はダウンタイムです。

分娩台で2時間安静にしてから徐々に起き上がるのですが、なんと次のお産の方が待ってるとのことで車いすで運ばれて行くのでした。夜通しお産だったので急に眠気が襲い、目も開けられずに運ばれた記憶があります。

後日談

テレビなどではとても静かに陣痛に耐える方もいますが、私は終始なにか話してました。分娩台に移動してからは「ムリー」「ムリーー」を連呼してたそうです。by夫

まとめ

・ 痛いのは腰!!骨盤の位置が急に変わるのがわかるくらいハンマーで砕かれてる気分
・ 産んだ瞬間から陣痛が消えます!終わらないお産はない

最後まで読んでいただきありがとうございました。

出産は私にとって、とても良い経験だったと思います。

あんなに痛い思いをしたのに2度も出産してしまうのだから、あの痛みを忘れるほど子供は可愛いのです。

人それぞれいろんなお産があると思います。

皆さんのお産が忘れられない特別なすてきな日となるよう願っています。

よければ”経産婦2度目の出産レポ”も合わせてお読みください。

【実録】アラサー経産婦の出産体験レポート~初産と同じだったこと・違ったこと~

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