頭の右が平らになっちゃった
生まれて間もない赤ちゃんの頭は頭蓋骨が開き柔らかく
堅いマットの上や向き癖、生まれつき、出生時の要因などで
下の絵のように頭の形が歪むことがあります。
頭の形が歪むことで運動や発達、見た目に影響があると研究報告がされています。
具体的には斜視や歯並びなど。
更に頭蓋骨が閉じる1歳半くらいになるとだんだんと頭の形が定着し、
更に歪みや絶壁を治すことが困難とされています。
頭の歪みに関する治療法は選択肢が少なく
自力で治すか、整骨院のような医院で独自のマッサージ治療がありますが、、、
我が家が選択したのは
頭蓋形状矯正ヘルメットを使った治療法
今回はその中でも
頭蓋形状矯正ヘルメットの治療法(以下:ヘルメット治療)の二大ブランド
アイメットとスターバンドを徹底比較していきます。
・子供の頭の形に悩むことがなくなります
・まるくきれいな頭の形を目指せます
悩みから解消されてとても楽になることができました
あやぽりん
頭蓋形状矯正ヘルメット治療とは
ヘルメット治療とは、
赤ちゃんの頭のゆがみに対して行われる治療法のひとつです。
赤ちゃんの頭の形に合わせたヘルメットを作成し、
赤ちゃんの頭の成長に合わせてヘルメットを微調整しながら
正常な頭の形へと近づけていくことを目的としています。
ヘルメットをかぶることで平らになった部分の
自然な成長をうながすと同時に、
出っ張った部分に適度な加圧を与えてゆがみを矯正します。
引用元:0歳からの頭のかたち相談室
ヘルメット治療については、
厚生労働省の検討会においても優れていると発表されています。
筋性斜頸に伴う頭蓋変形はもちろん、
その他の頭蓋変形に対して簡便で安全、
より効果的な治療が可能となり、
患者・保護者の肉体的・精神的な負担の観点から、
既存の治療法よりすぐれていると考えられる
引用元:第22回
また、2000年から18年の間に全世界で30万人以上の赤ちゃんが、
治療を受けました。
初めてヘルメット治療を行ったアメリカでは
年間1万人以上の赤ちゃんがヘルメット治療を受けています。
アイメットとスターバンドを比較
ヘルメット治療発祥のアメリカ製で世界トップシェアのスターバンド、
そして日本の気候、日本人の赤ちゃんに合わせて開発されたアイメット
について比較していきます。
アイメットとスターバンドの比較
アイメット | 比較項目 | スターバンド |
¥400,000(税抜き) | 作成費用 | ¥360,000(税抜き) |
あり | 経過観察 | あり |
日本 | 生産国 | アメリカ |
内部総取り替え可能 | メンテナンス | 内部を削るのみ |
対象 | 医療費控除 | 対象 |
シンプル | 見た目 | デザイン性高い |
期限なし個人差あり | 装着期間 | 推奨5ヶ月 |
あまり大きい違いはありませんが
作成費用とメンテナンス内容に差があります。
また、経過観察はどちらもありますが
検診ごとに費用が発生するかどうかは通院場所によって違いがありますので
問い合わせが必要です。
スターバンド・アイメットそれぞれの特徴
ここからはそれぞれの特徴についてみていきます。
実績のスターバンド
スターバンドはヘルメット治療で利用数世界トップシェアの
アメリカ製のヘルメットです。
なぜトップシェアかというと
スターバンドは2000年に『FDA510(K)』認可を取得しているからです。
アメリカではヘルメット治療をクラスⅡの医療装置と定め
厳しい基準を設けており、
ヘルメット製造販売に『FDA510(K)』と称される許可が必要です。
-
FDA510(K)とは
アメリカでで医療機器を販売するために必要な市販前認可のことです。
アメリカでで医療機器を販売するためには、
FDA(食品医薬局)が定める規制に準拠する必要があります。
FDAが米国内で既に合法的に市販されている機器との
実質的同等性(使用目的、技術仕様、有効性)や安全性等を
総合的に判断し、医療機器の米国内販売を認可しています。
そして2000年から18年間で
世界30万人以上に及ぶ頭の矯正に利用されてきました。
アメリカが定める基準をクリアしているから安心できる
あやぽりん
アイメットは日本の赤ちゃんに合わせた設計
アイメットは何といっても
世界唯一(2019年5月時点)日本の気候、日本の赤ちゃんに合わせ
設計されていることが大きな特徴です。
これまでアメリカ製が主流だったヘルメット治療でしたが、
アメリカ製のものをそのまま日本に取り入れることで起こる弊害がありました。
それが日本とアメリカの気候の違いと赤ちゃんの体の違いです。
アメリカに比べ湿気の多い日本では一日のほとんどをヘルメットで過ごすと
ムレが生じ、汗疹やかゆみの原因になっています。
また、アメリカ人と比べ首が細い日本人の赤ちゃんにとって
アメリカ製のヘルメットは重いと考えたアイメットは
日本人の赤ちゃんに合わせ軽量化した通気性のよいヘルメットを開発しました。
日本製なので作成後に内側のメンテナンスも可能で
頭の形に合わせたメンテナンスの他にムレや匂い、劣化のケアも可能です。
あやぽりん
日本製なので都度メンテナンスしてもらえるのもポイントです。
2018年と割と最近、世に出たアイメットですが
設計開発にはアメリカ製のヘルメットの取り扱いを2007年より行ってきた
日本医師が関わっているので安心です。
あやぽりん
見た目の比較
一日のほとんどを被って過ごすヘルメットの見た目は重要な判断基準。
2つのブランドは見た目に大きな違いがありました
カラフルでデザイン性が高いスターバンド
スターバンドはヘルメットの見た目がかわいいこともポイントのひとつです!
55種類の種類から好きなデザインを選ぶことができます。
アメリカのポップで華やかな柄は気持ちも明るくしてくれます。
シンプルで服に合わせやすいアイメット
通気性を考え、穴がたくさん開いているアイメット。
色の選択はできず、白の外部(堅いプラスチック部分)は統一され、
クッションの性質により青と緑にわかれています。
シンプルなのでどんな場所やどんな服でも違和感なく合わせやすいです。
我が家の選択は、、、
我が家は
アイメットで治療することにしました。
選んだ決め手はこちら
- 月齢が進んでいても治療可能だった
- 日本製でヘルメット内部の総メンテナンスが可能
- 作成から納品までに2週間
- 通える範囲のところに提携病院があった
スターバンドは生後7ヶ月ごろまでには治療をスタートすることが推奨されています。
一方アイメットは遅いと1歳から始める赤ちゃんもいると知り、効果が期待できました。
また、スターバンドは基本的にメンテナンスは内部を削るのみで、
ヘルメットが頭に合わなくなったら治療も終了するとのことでしたが
アイメットは内部総メンテナンスをしてもらえるのが心強かったです。
日本製なので製造から受け渡しまで時間がかからないのも治療スタートが遅くなった我が家にはありがたかったです。
そして意外と決め手になったのが、
私が通っている病院でメンテナンスできるというところです。
定期的に通うことになるのでなるべく近くて通いやすい所が良いです。
アイメットで治療を初めて2週間
現在、アイメットでヘルメットを作成してもらい2週間経過しました。
絶賛治療中ですがその経過についても今後報告していこうと思っています。
頭の歪みを自分たちでどうにかしようとしていた時は
夜中2時間おきで赤ちゃんの向き癖を変えては泣かれ、
背中に丸めたタオルを入れ込んだり試行錯誤しても効果はありませんでした。
このまま歪みが進行したら、と思うととても不安でしたが
夜、赤ちゃんの頭の向きを変える必要がなくなり、
その心配から解放されたことはとても心が楽になりました。
今悩んでいる方もこれを読んで解決の糸口となればと思います。
アイメットの詳しい構造、作成までの流れはこちらで読めます。
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